5334 名鉄名古屋駅
日帰りの名古屋出張。これで、ずっと続いてきた出張も、ひとまずおしまい…だろう。
今日は、日帰りだし、明日も普通に出勤だから、遅くならないうちに帰ろう…。
とはいうものの、せっかくだから、ここでしか見られないものを見てみたいという思いもある。
ということで思いついたのは、名鉄名古屋駅。
独特な駅というのは以前から知っていたが、なかなか利用する機会がないので、ホームに降りたことなどなかった。
新幹線出発までの僅かな時間ではあるが、行ってみた。
入場券が券売機で売っていなかったので、窓口で購入。
一般的なターミナル駅というのは、線路やプラットホームがたくさんあるのが常識?だ。
しかし名鉄名古屋駅は、その常識を覆し、上りと下りのたった1本ずつの線路しかなく、ホームも3面しかない。
一宮、岐阜、岩倉、犬山、可児、津島方面の1番ホームと、内海・河和・中部国際空港、知立・岡崎・豊橋方面の4番ホームの2本の線路で、2分毎に次々と行き来している。
2本の線路に挟まれた2番3番は降車用と特別車両乗車用ホームだ。
行先別に列車の停車位置を変えることで、誤乗車と混雑の軽減を図っている。
狭いホームの有効的な活用にも繋がっている…
…とはいうものの、初心者にはかなりレベルの高い乗り場であることには違いない。
1番4番ホームは混雑がすごいので、2番3番ホームで、行き来する電車を眺める。
名鉄の車両を間近で見るのは、ほとんど初めてに近いが、車両の種類がかなりバラエティーに富んでいることや、それぞれを混結させているのが印象的だった。
JRでいうところのグリーン車に相当するのだろうが、一般車と特別車の混結も独特。
名鉄といえば、名鉄1000系電車「パノラマSuper」が有名で、この展望車には一度乗ってみたい。
ホームの端に、ちょっと見慣れない“滑り台”があったから、なんだろう?と思ったら、新聞発送の荷物取扱用の設備だという。
なんだかこれまで見てきた駅の雰囲気と全然違うから、とても新鮮な光景に感じた。