5110 せいこがに卵とじそば

たべもの

この記事がきっかけ以前おじゃこが「せいこがにの卵とじそば」というのを地下鉄の情報誌で見つけた。

一度食べてみたいというので、物は試しとお店に行ってみることに。

 

神楽坂を歩いて… 場所は神楽坂から、ちょっと入ったところにある「九頭龍蕎麦」というお店。

情報誌であらかじめ紹介されてなければ、決して自分からは行けない雰囲気。

お店はここ… ちょっと入りづらい…

お店に入ると、けっこうお客さんが入ってる。

席につくとすぐに「せいこがにの卵とじそば」を注文。

ひとり、2,000円近くもする結構ないい値段。

しばらく待つとやってきた。

一見、そばには見えない。

せいこがに卵とじそば

せいこがに卵とじそばわさびとガリ(生姜)が添えられていて、まるでお寿司みたい。

せいこがには、もちろん初めて食べるのだけど、そもそも、そばとカニという組み合わせが新鮮で、美味しくいただく。

と、そのとき、店のご主人がやってきて、いろいろとお話を伺う。

そばに載っているのは1杯のカニだけだが、実はだしを取るために、寸胴に大量のせいこがにを投入して煮込んでいるのだという。なるほど濃厚なカニの風味は、これによって生み出されてるのだ。

また、せいこがには、 毎年捕獲できる時期が限られるため、どうしても値段が高く、市場に出回る段階では一杯3,000円を超えてしまうとのこと。

ある程度量が出回るようになっても、それなりの値段なので、値付けが悩ましいらしい。
お話を伺ったり、実際に食べてみても思ったのだけど、これほど具材が主役になってしまう”そば”も珍しいと思った。

逆に、そばに載る必要があるのか?とすら思ったが、ここは蕎麦屋さんだった。

せいこがにのコース料理もあるようなので、機会があれば、そっちも試してみたいと思った。

Posted by ろん