5103 仙台の朝
前々回の広島、前回の札幌に続いて、今回も比較的目覚めは良かった。
ホテルから仙台のオフィスまでの距離が近いから、時間にも余裕がある。
ということで、ちょっと外を歩いてみることにした。
開業してちょうと1年になる、仙台市営地下鉄東西線に乗ってみよう…と、仙台駅に向かう。
仙台駅周辺は、7時前ということで、さすがに人通りは少ない。
JR仙台駅から地下鉄の乗り場に向かうが、結構な距離がある。
開業1年ということもあって、まだまだ新しくてきれい。
駅名表示板は、 一般的には路線ごとに色が決まっているものだが、仙台市営地下鉄東西線では、西方面行き、東 方面行きのそれぞれで色が違ってるのが興味深い。
仙台城址の最寄り駅である、国際センター駅で下車。
駅から出てもどっちに向かえばいいか、一瞬迷う。
朝日を浴びて木々が赤く染まっている。
とりあえず、なんとなくありそう…と思う方向に向かって歩いていくと、すぐにお城の一部のような建物が見えてきた。
道路は石垣を縫うようにして作られていて、城の上の方からどんどん車が降りてくる。
しばらく山を上っていくと、巨大な石垣が前に立ちはだかり、道路は石垣にそって進む。
鳥居から石垣の方に上がっていくと、あのおなじみの銅像が見えてきた。
あまりにも有名な伊達政宗騎馬像だ。朝日を受けて、彼の表情がよく見えたが、かなり男前だ。イメージは未だに、渡辺謙だけど。
銅像の伊達政宗公が見つめるのは仙台の街並み。この時間は、ジョギングで訪れる人がちらほら…という程度。
もうちょっとゆっくり散策していきたいところだったが、9時からは仕事だ。
その前に朝食も取らないと…ということで、城を下りる。
途中で、2匹めのメタモンをゲット。
ところどころで、東日本大震災の被害を受けた状況を記した案内板があった。
このあたりでも相当な被害が出ていたようだ。
建設会社の旗をよく見ると、どこか、某タイヤメーカーを思わせるようなロゴが気になった。
法的には問題はない・・・のかな?
さっき来たとき気づかなかったのだけど、駅の入口に、自動扉が使われているということ。
雪や防寒対策なのだろうけど、ちょっと新鮮に映った。
時刻は8時近くになり、通勤通学客の数が急に増え始めた。
そろそろホテルに戻ろう。
結局、昼食も取らずに、一日中慌ただしく仙台オフィスで過ごし、最終の1本前の東北新幹線で帰宅。
相変わらず、慌ただしい出張だった。