4499 どうしてもTJライナーに乗れなかった話
勤務先の会社から、実家のある川越に行くときは、当然ながら、帰宅ラッシュの時間帯にぶつかってしまう。
ただし、直接行くのは”たまに”だし、どうせ行くなら、楽して行きたい…と、東上線の有料の座席定員制優等列車「TJライナー」に乗っていきたいなぁ…。
そう思い立ったのは、ずいぶん前からだ。
途中停車駅はわずか1駅で、池袋から最短時間で川越に行くことができるうえに、かなわず座れるというのは魅力的だ。
しかし、そう簡単な話ではなかった。
1回目
これはもう去年の話。TJライナーは、夕方から夜にかけて、池袋駅を30分おきに発車するが、急いで帰りたいときタイミングが合わないと、かえって遅くなってしまう。乗ろうと思っていた列車にそもそも間に合わなければ、後続のTJライナーに乗るよりも、先発する急行に乗った方が早く着いてしまうので、利用は断念。
→ 乗車できず…発車時刻に間に合わなかった
2回目
今年の春くらいの話。乗車には事前に着席整理券(310円)が必要になるが、券売機もしくは携帯電話(スマートフォン)などで購入できる。携帯電話であれば、乗車直前に買えばいいので、着席整理券を買ったのに間に合わないなんてこともないだろう。 前回の失敗を生かして、乗れる時間がはっきりして、さぁ買おうと思ったら、「購入予定列車の池袋駅発車時刻30分前まで購入可能です」と注意書きに書かれていた。
→ 乗車できず… 携帯電話での発券は30分前までということを知らなかった
3回目
6月のこと。乗車を予定しているTJライナーの池袋駅発車時間に間に合うように会社を出て、これまでの失敗を踏まえて、30分前に着席整理券を購入しようと、携帯サイトをチェックしてみると…売り切れていた。
→ 乗車できず… 着席整理券が売り切れてた
4回目
そして、今日…。
もしかすると乗車が間に合わないかもしれない…というリスクも感じていたが、これまでの失敗があまりに悲しいので、乗り過ごすことも多少覚悟の上、かなりの余裕を持って、着席整理券を購入して乗車に臨んだ。
ようやく乗車成功!
まぁ、そもそも、どうしても乗ることができなかったのは、きちんと調べないことが原因ではあるのだけど…。
こんなに楽に行けるのはすごくいい。
欲を言えば、窓際に座りたかったなぁ…