5005 女川駅
テレビ東京で放送されているドラマ「孤独のグルメ」。
雑貨輸入商を営む井之頭五郎が、仕事の合間に立ち寄った店で、ただただ食べるというドラマ。
一応?冒頭にドラマの部分があるのだけど、メインの食べているシーンとはほとんど関係がない。
井之頭五郎を演じる松重豊の演技やアフレコがいい。
録画してあった先日放送のスペシャル版を視聴した。
舞台は、東日本大震災による津波で被災し、現在も復興が続いている宮城県女川町。
今年の3月に出掛けた際には、残念ながら行けなかったところだ。
女川駅前を歩くシーンがあって、初めて女川駅を見たのだけど、かなり立派な駅だった。
女川町の中心で、石巻線の終点の駅ではあるが、1時間に1本あるかないかしかない駅にしては、ちょっと違和感があるほどだった。
実際、被災前の女川駅舎と比べると、ずいぶん豪華すぎるような気もした。
また、半年ほど前に旅したときに感じた、本当の復興って何だろう?という疑問を思い出す。
で、いろいろと、この駅舎のことを調べてみる。
すると、ここは駅舎に町営温泉「ゆぽっぽ」が併設されているものだということがわかった。
地元産の木材を使ってウミネコをイメージした建物は、復興のシンボルとして女川町が建設したそうで、人々の気持ちの拠り所という意味が込められているのだろう。
事情も知らず、単純に見た目だけで判断してしてしまいそうになった自分を恥じる。
話がずれたが、こんな感じで、もっとドラマなどで、復興中の地域が紹介されるといいなと思った。