4426 "比叡山縦断ゴールデンコース"(その1)
友人たちと遠出することになった…けど、せっかく出掛けるのだから…と、集合は現地としてもらうワガママを言い、午前に、以前から乗ってみたかったルートで辿ってみることにした。
それは、比叡山を複数の交通機関を利用して縦断するというもの。
別になんてことないルートなのに、インターネットで調べても意外と情報が不足してる感もあったので、よけい、実際に自分の足で歩いてみたくなった。
スタートは京阪電車の三条駅。

比叡山を縦断し、大津方面からここに戻ってくることで、箱根になぞらえ“比叡山ゴールデンコース”と呼んでみる。
淀屋橋駅から三条駅までが京阪本線。
直通運転していて、あまり意識されないが、三条駅から出町柳駅までが、京阪鴨東線(おうとうせん)となる。

鴨東線の途中駅は1つだけで、数分で終着駅の出町柳に到着する。
ここで、叡山電車に乗り換える。
ちなみに、京都駅から出町柳駅までの行き方については、叡山電車のサイトでも詳しく説明があった。

連休だし、天気もいいから、かなり混雑してると思っていたが、それほどでもなかった。
列車も単行(1両編成)で済むほどだ。
途中、 宝ケ池駅で鞍馬線と分岐して、15分ほどで終点の八瀬比叡山口に着く。


八瀬比叡山口は、ドーム状の屋根に覆われていて、こぢんまりとしつつもすごく立派な駅だ。
ちょっと鉄道模型的な感じで、建設が止まったままの自分の鉄道模型のことを思い出す…。
ここから、叡山ケーブルに乗り換えるのだけど、乗り場は見えない。
ちょっとしたハイキング感覚になる緑に囲まれた遊歩道を歩いて行くと…

徒歩3分ほどで、 ケーブル八瀬駅に到着。
駅舎の雰囲気からは、とてもケーブルカーの駅には見えない。


しばらくすると、眼下には京都の町が一望できるようになる。所要時間約9分でケーブル比叡駅に到着。

ここからは、叡山ロープウェイへ乗り換え。ケーブルカーの駅とロープウェイの駅が向かい合っていて徒歩1分ほど。
満員のケーブルカーでやって来た人たち全員をロープウェイに乗せられないので、先着順で分乗する感じになる。急ぐ場合は、早めにロープウェイに向かう必要がある。

dロープウェイは、わずか3分ほどで、比叡山頂駅に着く。これまでの駅舎違って、ちょっと草臥れた感じ。

ガーデンミュージアム比叡の入口もこの近くにあった。
ここまで来ると、かなり空気がひんやりしてる感じがする。

5分ちょっとでバス乗り場に到着。それほど待たずに、バスがやって来た。
叡山電車から、このバスに至るまで、SuicaやPasmoは利用できない。

根本中堂のある東塔(とうどう)・延暦寺バスセンターを通り過ぎ、約10分前後で、西塔(さいとう)に到着。

常行堂と法華堂の間を通って、釈迦堂を参拝し、ふたたび、東塔の延暦寺バスセンターへ向かう。
東塔エリアまでは、徒歩でも行けるほどの距離だが、すぐにバスが来そうだったので、バスで移動。

ということで、さきほどバスで通過した、延暦寺バスセンターまで戻り、そこから徒歩で、根本中堂までやってきた。


その1はここまで。