4182 タリン市内から空港までの行き方
先週の旅行で初めて行ってきたエストニア・タリン。
初めて訪れる国ということで、事前にいろいろ調べたたものの、新しい情報がとても少なかった。
なかでも一番困ったのは、タリン市内から空港をどうやって移動するか?ということだった。
公式サイトには軽く触れられているだけで、ちょっと不安だった。
また、ガイドブックには、空港から市内への行き方は書いてあるが、意外とその逆は少ない。
一部旅行記録にも書いたが、せっかくの経験を生かして、タリンを訪れたいという方のために、詳細について記しておきたいと思う。
日本から、エストニアの首都タリンへ向かうには、大きく2つの方法がある。
1つは、フィンランド・ヘルシンキから船で向かうパターン、2つ目はコペンハーゲンもしくはヘルシンキから飛行機で向かうパターン。
ガイドブックだと、今回のルートのように、船で入国して、飛行機で出国するという周遊するルートの紹介がない。
一般的に空港から市内中心部へは、リムジンバスが定期的に運行されているものだが、タリンにはそれがなさそう…ということはわかった。
ガイドブックやネットの情報から、どうやら、路線バスの一部が空港を経由することがわかったのだけど、実際はどうか?
旧市街からどれくらい離れているのか? 実際に歩いた様子をもとに紹介したい。
ラエコヤ広場から新市街地へ歩いて行くと、すぐに見えてくるのが、ヴィル門。
さらにショッピングセンターを、ずーっとまっすぐ突き抜けると外に出る。
外に出た、ほぼ目の前が、空港方面に向かうバスの乗り場だ。
空港方面に向かうバスが発車するということは、パッと見た目ではわからないが…。
バス停に掲げられた路線図には、しっかり空港を示す飛行機のマークがあり、ここが空港へ向かうバス停であることを示してくれている。
時刻表を見ると、運行本数は20分~30分に1本の割合だ。
続いて気になるのが乗車券の買い方。
近くにあるバスターミナルに書かれていた情報やガイドブックなどによれば、バスの車内で買うより、キヨスクで買った方が安いとあったので、近くのキヨスクで数軒聞いてみたものの、みんな、「バスの運転手から買え」との返事。
いったいどうなってるんだろう?
バスは、ほぼ時刻表通りの時間にやってきた。飛行機のマークがあって安心。
事前に乗車券が買えなかったので、乗車時に運転手に運賃を支払う。一人1.6ユーロ。車内前方に次のバス停が表示されるし、空港に近づけばおのずとわかるので、特に迷うことなく空港へ行くことができた。
実は、ずっと、僕が調べきれていないだけで、実は、空港と市内を結びリムジンバスみたいなのがあるかと思った。
しかし、空港へ来て分かったのは、やはり、このとき乗ってきた路線バスが、唯一の公共交通機関だということだ。
こうして一度乗ってしまえばなんてことない話だけど、初めてというのは誰しも不安になるもの。
もしタリンを旅行される方がいらっしゃったら、参考にしてみてください。(2014年7月現在)
-2015年8月31日の追記-
その後、多くの方に、このページが「参考になった」とご連絡をいただき、ありがとうございました。
たった1年で、状況は変わってしまうようで、飛行機マークや路線図が消えてしまった…という報告もいただいています。
なにかありましたら、お気軽に、適宜、このページのコメントへ投稿いただけると、幸いです。