4421 日本で一番短い鉄道を利用する
以前から行きたいと思っていた航空科学博物館に向かうため、まずは、京成線の特急で成田方面へ向かう。

久しぶりの京成線だし、せっかうだから…と、また先頭車から、風景を眺める。

ここ最近は暑いくらいの陽気が続いている。
今日から5月。車窓からは田植えをしている様子も見えた。

乗った列車は成田空港行きなので、京成成田で芝山千代田行きの列車に乗り換える。

京成成田から東成田までは京成線だが、東成田から一駅の芝山千代田駅までは芝山鉄道となる。
ちなみに、東成田は、おととし散策している。

ケーブルカーやモノレールなどを除いて、普通鉄道では日本一総営業距離が短い路線だ。
あとから知ったのだけど、窓口に言えば、「日本一短い鉄道 芝山鉄道線乗車記念証明書」というものをもらえたらしい。
インターネットでは、警備のため必ず警官が乗り合わせている…と紹介されることが多いが、今日乗った限りでは見掛けることはなく、物々しさは感じなかった。
成田空港開港以来続いてきた利用客への検問が廃止されたばかりというのと関係しているのだろうか。
途中、地権者の同意が得られず、やむを得ず急カーブになった区間を徐行したのち、しばらくトンネルを通り抜けると、すぐに終着の芝山千代田駅に到着。

芝山千代田駅に到着。
乗客はほとんどいないのでは?…と思ってたが、意外なほどの人たちが降り立つ。


線路とホームは1本しかないので、来た列車は、すぐそのまま折り返すことになる。
ホームの外れからは、駐機場に停まる飛行機がよく見える。

IC乗車券には対応していないので、現金で精算。
連絡票なるものを渡され、次回ICカードを使うときに、これを見せるように依頼される。


特に何もなく…
日本一短いということを除けば、これといって紹介するモノすらいない。


もしかすると、何か見つかるのかもしれないけど…
旅番組で取り上げられることもなさそうだが、ネタ的には面白そうだ。

今回の利用目的である、航空科学博物館へは、駅から路線バス…というのが公式な案内。
でも、2kmほどなので歩いて向かうことにした。
