5047 稚内駅

鉄道

こんなニュースが気になった。

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接続地は稚内。

稚内駅(2011年7月31日)稚内といえば、日本最北端の駅がある街だ。

その稚内と、札幌・旭川を結ぶ宗谷本線は、”本線”と付いているものの、稚内を含め沿線人口が極めて希薄で、1日わずか、上り6本 下り7本しか走ってない。

そのために、かつて賑やかだった稚内駅の構内は、驚くほど簡素になり、ホームと線路が各1本しかなくなってしまった。

だから、1本の列車が稚内駅に到着してしまうと、次の列車が到着できなくなってしまう。

大学生のころに初めて稚内を訪れたときには、広い構内に何本ものレールが敷かれて、日本最北端の駅としてそれなりの規模があっただけに、5年ほど前に訪れたときに見た光景は、ちょっとしたショックだった。

もし、冒頭の話が本決まりになれば、そんなやせ細った宗谷本線、稚内駅が復活…という話になるはずだ。

とはいうものの、宗谷海峡に巨大な橋かトンネルを建設しなければならない…なんてことを考えると、あまり現実的ではないかもしれないが、なんとも夢のある話ではないか。

Posted by ろん