5047 稚内駅
こんなニュースが気になった。
シベリア鉄道の北海道延伸を要望 ロシアが大陸横断鉄道構想 経済協力を日本に求める
接続地は稚内。
その稚内と、札幌・旭川を結ぶ宗谷本線は、”本線”と付いているものの、稚内を含め沿線人口が極めて希薄で、1日わずか、上り6本 下り7本しか走ってない。
そのために、かつて賑やかだった稚内駅の構内は、驚くほど簡素になり、ホームと線路が各1本しかなくなってしまった。
だから、1本の列車が稚内駅に到着してしまうと、次の列車が到着できなくなってしまう。
大学生のころに初めて稚内を訪れたときには、広い構内に何本ものレールが敷かれて、日本最北端の駅としてそれなりの規模があっただけに、5年ほど前に訪れたときに見た光景は、ちょっとしたショックだった。
もし、冒頭の話が本決まりになれば、そんなやせ細った宗谷本線、稚内駅が復活…という話になるはずだ。
とはいうものの、宗谷海峡に巨大な橋かトンネルを建設しなければならない…なんてことを考えると、あまり現実的ではないかもしれないが、なんとも夢のある話ではないか。