4370 隙間
最近のJR東日本の通勤用車両であるE233系をはじめ、先代のE231系、そのE231系をベースとした私鉄車両に乗っていると、共通して気になることがある。

それは、ドアが閉まったときにできる隙間だ。

隙間が空いている理由は、乗客の服などが挟まってもすぐに引き抜けるように…と思ってたのだけど、ちょっと調べてみたら、実際のところは、ちょっと違ったようだ。
かつて、ドアは空気で駆動していた。
そのころは、ドアが閉まると、空気で押さえつけていたために隙間ができなかった。
しかし現在は、モーターで駆動に変わった。
モーターがドアが閉めロックを掛けると、押さえつける力がなくなってしまう。
そのために、ちょっと隙間ができてしまうらしい。
この隙間は、先述の服が挟まれても外しやすいという効果もないとは言えないだろう。
そういった理由もさることながら、僕がさらに気になったのは、この注意書きだ。
こんな注意書きが貼られるということは、そうする人が絶えないからか?
隙間に手を入れる目的を考えつかないから、おそらく、無意識…だろう。
もしかすると、ある種の本能なのかもしれない。
