4338 遠近両用眼鏡

日常生活

昨年夏、近くを見るための眼鏡を作った。

おかげで近くを見るときはとても楽になったが、面倒なことも出てきた。

これは、使い始めた当初から感じていたことだが、ふだんのときの眼鏡と、近くを見るときの眼鏡の2つを使い分けるということが、けっこうしんどいのだ。

移動や外出先で、タブレットや本を読むのだったら、近くを見る眼鏡があるといい。

そうなると必然的に、眼鏡を必ず持参することになる。

その結果、置き忘れたり、そもそも持ってくるのを忘れたり…と困った事態も少なからず起きた。

先日は、金曜日に会社に置き忘れてしまったために、土曜日と日曜日は近くを見る眼鏡がない…ということも…。

また眼鏡を作った…そこで…多少抵抗を感じたのだけど、思い切って、遠近両用の眼鏡を作ることにした。

自転車で転倒したときに傷が付いて以来あまり使っていない眼鏡があるので、フレームはそれを流用すれば、レンズだけの料金なので、比較的リーズナブルにできそう。

それに、以前から使っていたフレームだったら、遠近両用レンズの違和感もあまりないのではないかと思った。

いい時代になったもので、遠近両用レンズであっても、料金は均一で一般的なレンズと変わらない。

ただ、作るのに時間が掛かるのは、仕方のないことか…10日ほど待って、ようやくできあがった。

掛けてみた第一印象は…

これはいい!

1つの眼鏡で、遠くも近くも見えるっていうのは、すごく便利。

いらないのに、古いレンズを引き取ってしまった(笑)眼鏡自体も、ちっとも特殊な感じに見えないし。

ただ、特殊なレンズだから、見たい対象物の距離によって見方(視線)を変えないと、上手く見えないし、場合によってはぼやけて見えてしまう。

そのせいなのか、夜には少し頭痛がしてしまった。

眼鏡屋でも言われたが、もうちょっと慣れるのに時間が掛かるかもしれない。

“遠近両用”というと、なんだか一気に“年を取った”感があった(…否定はしないが)けど、毎日のことだし、これまでの不便さを考えたら、もっと早くから使ってみればよかった…なんて思った。

Posted by ろん