979 抜歯体験

日常生活

いよいよ、親知らずを抜きに行ってきた。とにかく周囲の人たちが脅すものだから、一層緊張しながら、治療に臨むことになった。直径10cmくらいの丸い穴の開いた布のようなものを顔の上に乗せられる。だから、どんな治療を施されているのか、自分の目で確かめることができないので、さらに緊張してしまう。ときおり、医師から作業の内容を伝えられるだけだ。まず、麻酔の注射を何本も打つ。それだけ根が深いというわけで、緊張はピークに・・・なにやら一生懸命引っ張ったり、削ったりしていて、なかなか手間取ってるなぁ・・・と思っていたら、いつの間にやら、抜いてしまっていたようだ。最後にさらに麻酔の注射を打っておしまい。所要時間は約1時間程度だった。医師に、今日一日は口をゆすぐのもだめと言われたので、歯を磨かないほうがいいかと聞くと、そうだという。歯科医師に歯を磨くなと言われるのはなんだか変な気分。当たり前なんだけど。痛みは今晩が一番ひどいということ、腫れるのはしばらく経ってからということを聞かされる。帰りがけに、抜いた歯を見せてもらったので、その写真を撮りたい旨を伝えると、「持って帰りますか?」と聞かれたので、もちろん、はいと答える。表面に現れることなく歯茎の下で少なくとも20年くらい一緒に過ごしてきた身体の一部を、手に取るというのは、なんとも不思議な気分。今日は早く帰宅した。やはり、痛いし、傷が気になるので、夕食はなし。ヨーグルトを食べた。まだ少しずつ出血しているみたいだし、明日はどうなるんだろう。

Posted by ろん