4297 問題はIP電話だけではなくて…

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先日の、徳島での大雪で、停電や交通が遮断され孤立状態となった地域の住民と連絡が取れず、安否が確認できない状態が続いているというニュースがあった。

その原因が、インターネットを使うIP電話が普及していたため…ということだった。

IP電話は停電になると使えなくなってしまうからだ。

もっとも、突然こうなったわけではなく、こんなことは最初から分かってるわけで、東日本大震災のときも、指摘されていた問題だ。

また、従来の固定電話(加入電話)は、電話線自体に電流が流れ、停電時でも電話をすることができる…ということも言われているが、この点に関して、あまり認識されてないんじゃないかと思うことがある。

それは、従来の固定電話であっても、停電になると電話が使えなくなるところも、相当あるのではないかということだ。

FAXやコードレスといった機能を持つ電話には、ACアダプターなどを介して、コンセントにプラグをつながないと動かないケースも多々あるはずだ。

FAX付き電話も同じかも…僕の自宅の場合も、本当は固定電話に接続したFAX電話兼用機さえあればじゅうぶんなのだけど、この心配があったので、わざわざ、停電でも使える電話を買ってきた。

もっとも、携帯電話が普及して、停電中に固定電話を使わなければならない場面というのは、そう多くないかもしれないけど、いざというときの保険という意味はあるように思う。

IP電話の問題としてだけで終わらせずに、こういった多機能電話にも使えない場合があるということを、もっと周知させてもいいんじゃないかと思った。

Posted by ろん