4068 埋め込まれた広告
広告について、気になったことがあったので、取り上げてみる。
iPhoneで定期的にニュースを配信されるサービスはいろいろあるが、そのなかで、「グノシー」というサービスは、実際に読まれたニュースを分析して学習し、その人に合ったニュースを配信するという仕組み。
よくできていて、たしかに自分の関心の高いニュースを送ってきてくれているような気がする。
でも、いいことばかりではない。
広告が記事に交じっているのだ。
しかも、巧妙に。
みんな普通の記事かと思いきや…
記事か広告かを区別するのは、ものすごく小さな文字で、sponsored と表示されているかどうかだけの違いでしかない。(この例では、たまたまイラストや写真のサムネイルがある記事が広告だったけど)
まぁ、広告だって記事のひとつ…という考えもある。もし、広告を選んだら、その内容に興味があると言えるわけだし。
それでも、広告として読まされるのは、どうしても気分が良くないのだ。
また、直近で、何気なく広告が埋め込まれてると感じて違和感を覚えた例がある。
ところで、「寒いと風邪をひく」というのは一般的に浸透している図式だが、実際にはウィルスなどの因子がなければ風邪を患うことはないはず。寒さと風邪の関係というのは、実際のところどうなっているのだろう? 新宿ライフクリニックの須田隆興先生に聞いてみた。
「ウィルスや細菌などが風邪の原因となることは大前提ですが、そのうえで、寒さで風邪をひくというのは決して間違いではありません。風邪症候群というのは大まかに、個体条件もしくは環境条件のいずれかが影響して発症するものと考えられています。個体条件とは免疫不全や脱水、疲労など。環境条件とは、寒冷や乾燥などですね」
風邪に関する記事で、医師に風邪のことにつて尋ねている。
それはそれで有用な内容なのだけど、問題は最後の紹介だ。
新宿ライフクリニック
須田隆興先生が院長を務めるクリニック。ED治療など男性機能に関する悩みに対応!
この医師の専門は、R25の想定する読者がお世話になる分野(!?)。
風邪とはあまり関係のなさそうなこの医師に、風邪のことを聞くべきだったのか?とすら思えてしまう。
そもそもR25という媒体自体広告で成り立っているのだから、目くじら立てるほどでないのかもしれないけど、ここでも、広告が埋め込まれてるんだなぁ…と感じて、やっぱり気分はよくないのだ。