[社会の窓]東急多摩川線
昨日の23区を歩いて巡る旅のゴールは、多摩川駅。
その多摩川駅には、東急電鉄の東横線、目黒線、多摩川線が乗り入れている。
もともと目黒線と多摩川線は、かつて目黒と蒲田を結ぶ“目蒲線”だったが、事実上、多摩川駅を境に目黒線と多摩川線に分割された。
目黒線は地下鉄三田線と南北線に乗り入れ、東横線のラッシュを緩和する重要路線に生まれ変わったが、残された多摩川線は、多摩川と蒲田を往復する「ローカル線」になってしまった。
多摩川駅の改札口にて。
頭上には、”東急多摩川線”と書かれている。
これだけ見ると別に不思議でも何でもないが、東横線や目黒線には”東急”の文字がないところを見ると、ちょっと違和感が出てくる。
これは、多摩川線という名称が、すでにあった西武鉄道の多摩川線と重ならないようにするために、正式名称を”東急多摩川線”をしたといわれている。
だからもし、東急東横線、東急目黒線といった感じで表現するならば、「東急東急多摩川線」ということになってしまう。
自分とは、縁の極めて少ない、東急多摩川線。せっかくなので?、ジオラマ風に写真を加工してみた。けっこうおもしろいな…これ。