3873 月齢11.3

龍的天文台(宇宙の話題)

今日も、それほど暑くない一日が終わろうとしていたとき、何気なく空を見上げたら、夕焼けがとてもきれいだった。

そしてしばらくすると、月齢 11.8 の月が薄雲の間から、顔をのぞかせているのに気がついた。

すっかり日が暮れてから、久しぶりに望遠鏡を取り出し覗いてみた。

今日は多少薄曇りで見づらいかも…と思ったが、その後晴れ上がって、観測条件がとてもよかった。

この時期の望遠鏡での観察は、暑さとの戦いとなるが、今晩は過ごしやすい。つい時間を忘れて、望遠鏡を覗き、写真を撮った。

これまで、何度となく月を覗いて見ているのに、なぜか、ちっとも飽きない(疲れてくるけど)。

ただ、自分の技術が追いつかず、毎回四苦八苦しながら、写真撮影をしているといった感じだけど。

今日は、土星の様子も見られた。

今日、これまたふと見掛けた夕刊に載ってた記事が、かなりタイムリーな内容だった。

それは、1969年(昭和44年)の今日、「アポロ11号」が月面の「静かの海」に着陸した記念日が、今日らしい。

また、人類が初めて月面に降り立ったのがこの日だった。(日本時間では7月21日早朝)。

アポロ11号は、さっき見た月のどのあたりに着陸したんだろうと、調べてみたら、だいたいこのあたりのようだ。

人間があの場所に降り立ったんだ…と思いながら、月を見ると、より一層興味を持って、月を見たくなってくる。

Posted by ろん