[社会の窓]ドクダミ
社会の窓
近所を自転車に乗っているとき、なにげなく空き地に目をやったら、そこには、小さな花が一面に咲いていた。
ドクダミだった。
いまが花の最盛期のようだ。
いわゆる雑草の中でも、極めて存在感がある種類の草だ。
ドクダミを見ると、確実に夏が近づいてきていると実感する。
東京は先週梅雨に入ったものの、週末に掛けては、早くも中休みで、今日もいい天気だった。
さらに自転車を進めてみると、ラベンダーの花もたくさん咲いていた。
こちらも、初夏を告げる代表的な花だ。
花の存在感に圧倒されると、小さな悩みなんて忘れてしまい、何とも言えない穏やかな気持ちになるような気がした。