3769 東横線・副都心線、相互直通運転開始で初乗り

鉄道

先日来記事にしているとおり、今日から東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転を開始し、東横線渋谷駅が地下化された。

以前、副都心線が開通したときに、一番電車に乗った縁?もあるので、今回もその同じ電車に乗ってそのまま元町・中華街まで行ってみることにした。

埼京線のなんとかして始発電車に乗り込み池袋へ。

そして池袋で小竹向原からの電車を待つ。

前回と違い、思ったより“その筋”の人が少ない。

副都心線の始発電車は新宿三丁目から出ているし、東横線内の始発電車は渋谷から発車するので、相対的に価値が下がってしまうのかもしれない。

副都心線自体はこれまでと変わらないけど、よく見れば、いろいろと興味深い変化を見つけることができる。

まずは、停車駅案内図。よく見れば、ちゃんと渋谷から先の東横線やみなとみらい線の文字がある。

そして、行き先案内は、昨日までの渋谷行きに変わり、原則的にすべて、元町中華街行きとなっている。

で…5時6分発の元町中華街行き電車が…来ない。

あれ?と思ったときに放送があり、車両点検を行った関係で6分ほど遅れいているとのこと。

ようやく到着。

ようやくやってきた電車に乗り込むが、やはり拍子抜けするほど、乗客が少ない。

まぁ始発電車にしては多い方なのかも知れないけど。

ほどなくして、渋谷に到着。

ここではさすがにかなり混雑していた。車内はラッシュ並みとなった。

遅れての到着ではあったが、もともと渋谷で8分間停車するダイヤだったこともあり、ほぼ定刻通りの5時30分に渋谷駅を出発。

渋谷から代官山までの近く感を過ぎてしまうと、あとは、これまでと同じ東横線の風景となる。

強いて言えば、乗ってる電車が、東京メトロの車両であることくらいの違いでしかない。

家を出たときには真っ暗だった空も、ずいぶんと明るくなってきた。

混雑していた車内は、どんどん空いていった。

各駅停車でのんびりやってきたが、ふだん乗り慣れてない路線だと、あっという間に感じる。

定刻通り6時9分に横浜に到着。

ここで一気に乗客が降りて車内は閑散となった。

発車まで、ちょっと間があったので、乗ってきた電車を記念撮影。

ここからは、みなとみらい線だ。

すっかり空いたまま、横浜を発車。わずか数分で、終点元町・中華街に到着。

元町・中華街駅は、地下にある駅では、珍しく天井が広々としていて、電車が模型に見えてくる。

せっかくなので?、中華街を歩いてみるが、これは別途紹介するとして…

ふたたび、元町中華街駅に戻る。

行き先案内を見ると、保谷、新宿三丁目、川越市…と、みなとみらい線や東横線とは思えない駅名が並ぶ。

何本か列車がやって来ては、すぐに折り返していく。

僕が待っていたのは、特急川越市行き。元町・中華街で“川越市”の行き先を見るなんて、すごく不思議。

副都心線が開通したときに、東上線では見られない[急行]川越市行きに軽い興奮を覚えたが、今日は[特急]川越市行きに、興奮する。

ややこしいことに、みなとみらい線と東横線では特急だが、副都心線では急行となり、東上線では普通(各駅停車)となるので、車外でも車内でも説明がなされている。

もっとも東横線だけを使う人にしてみたら、特急や急行といった種別だけを気にすれば良く、行き先なんて関係はないのだろうけど。

あまり乗客がいないなかで、元町中華街を定刻通り発車した特急川越市行きは、来たときとは逆に、横浜で多数の乗客を乗せ、駅に停車するごとに乗客を増やしていった。

渋谷に着くと、乗客が入れ替わり、急行川越市行きとして、副都心線を走っていく。

池袋で下車して、東横線・副都心線、相互直通運転開始の初乗り企画を終えた。

実は、当初予定していた“初乗り”とはちょっと異なる結果となったが、ひととおり、見ることができた。

今日見た光景は、しばらくすれば、ごくごく当たり前になって馴染んでくるだろうが、今日の新鮮なイメージは、思い出にして残しておきたいと思った。

Posted by ろん