3767 震災731日目
震災から今日で2年…731日目だ。
東京タワーでは、通常のイルミネーションではなく、大展望台に、特別なメッセージを表示していた。
以前も書いたけど、節目や区切り自体、特に意味があるわけではない。
被災された当事者にしてみれば、震災は、いまなお現在進行形のできごとであり、区切ることで何かが変わるということはないのだから、当然だろう。
震災直後から、このブログでは、タイトルに“月”とか“年”ではなく、基本的に“日”を使い続けることにしたのは、区切ることに深い意味を持たせない…という意図もある。
ただ、これは、単なる自己満足だ。
でも、たとえ、どんなに自己満足であっても、被災者や被災地のために何ができるか?どう向き合えばいいのだろう?…と考えてみる。
テレビをはじめ、マスコミは、どうも“お涙頂戴” 企画ばかりを追い求め、14時46分に「黙祷なう」とつぶやく人、それを批判する人が入り交じる。
もし、僕が被災者だったら、これをどう思うか?
きっと、何とも思わないような気がする。
自分のことで精一杯なはずだからだ。
見知らぬ誰かが、何を言おうと、知ったこっちゃない。
見知らぬ誰かに、自粛してくれとか、不謹慎だとか思う理由もない。
どうせ、こっちの現実を知らないで、好き勝手言ってるに過ぎないのだから、それに、何らかの感情を抱きようがない。
ただ…もし、可能ならば、被災地の存在を記憶から消さないで欲しい…そして、可能は範囲でいい、ほんのわずかでもいいから金銭的な支援してくれたらありがたい…。
勝手な想像だけど、そう思う気がする。
もし自分が被災者で、見知らぬ誰かにして欲しいことは何か?
それに、ちょっとでも近づくことができるように。