3731 すっかり忘れていたこと
東京に大雪が降ったのは、もう10日ほど前になる。
今回、降った雪の量が多かったのと、引き続き寒い日が続いたこともあって、降ってから一週間以上経っても、道路の片隅や日陰になっているようなところには、かなりの雪が残っていた。
でも、今日の夜見た限りでは、さすがにだいぶ溶けてきていたので、おそらく明日いっぱいで、大方の雪は、溶けてなくなってしまうことだろう。
そんな、消えてなくなる雪を見て、ふと、あることに気がついた。
そういえば、一度も雪に触れていなかった!
別に雪だるまを作るでも、雪合戦をするわけでもないのだけど、雪が積もったら、いつも、雪に触れて感触を楽しむのが、小さいころからの習慣だった。
今回、東京にこんなに雪が降ったのに、雪に触れなかったのは、自分の記憶する限りでは、初めてのような気がする。
かつては雪が降ったら、まず触りに行ったのに。
子供の心を失った!?
…というと大袈裟だし、この歳にもなって…という気もするけど、雪そのものに対する関心が薄れてしまったと言わざるを得ない。
なんだか、ちょっと寂しい。
でも、先日歩きながら、雪の塊を蹴飛ばしてたので、完全に関心がなくなったわけではないようなので、今度雪が積もったときには、忘れずに、雪だるまのひとつやふたつを作ってみたいと思う。
