3565 2012夏列車の旅~2/6・仙台-八戸
青春18きっぷを使って出掛け、旅の開始から6時間が経過し、そして、仙台に到着。
【仙台駅 12時16分着】
巨大な七夕飾りに圧倒。
仙台に着いたら駅弁を買おうと思ったが、在来線ホームをざっと探したものの見つからなかった。
構内を歩いていると、首都圏では見られない列車を見つけてしまう。
いまは、駅弁を探すのが先決なのだが、発車時間が迫ってる列車の方を優先して、思わず写真を撮りに行ってしまった。
そうこうしてるうちに、時間がなくなって、大したものも買えずに、慌てて、小牛田行きの列車に飛び乗った。
【仙台駅 12時45分発 普通 小牛田 行き】
4両編成で、座席は全部埋まっている状況。
赤羽からずっと先頭車に乗っているが、同じことをする人もいるため、乗り継いだ列車でも、同じ人を見掛けることがある。
ちゃんとお昼が食べられない。
なので、一縷の望みを掛けて、短い乗り換え時間を使って、駅前に出てみたが…
コンビニすらなかった。
ちょっと離れた先に、デイリーヤマザキがあったが、時間がなく断念。
【小牛田駅 13時46分発 普通 一ノ関 行き】535M
またまた701系2両編成で、そこそこの乗車率。
またここでも先頭で車窓を眺める人が…この面長な感じ…誰かに似てると思ったら、そうだ! Every Little Thingの男の人に似てるんだ…と思った。
一ノ関駅に到着すると、途中、少しずつ増えてきた乗客が、一気にホームへ。
2両の短い編成ながら、意外と大勢の乗客がホームに降り立った。
ここでも、乗り換えは別のホームということもあって、人の動きが慌ただしい。
乗り換え時間は5分。
これでは、何か食べるものを探して買う時間もなく、とりあえず、次に乗る列車の写真を撮り、急いで列車に乗り込んだ。
【一ノ関駅 14時37分発 普通 盛岡 行き】1541M
4両編成のせいか、時間帯のせいか、乗客数は少なめ。
田園風景が広がり、風景にあまり変化がなくなってきたせいか、早朝に出発してくたびれてきたせいか、眠くなってきた。
さて、このあとはどうしよう。
この時期は、東北地方はお祭りだらけで、青森は、ちょうど、ねぶた祭りの真っ最中。
途中の八戸でも、八戸三社大祭というお祭りをやってるようだ。
こちらは見たことがなかったので、今日は八戸に行ってみることにしよう。
岩手県の県庁所在地、盛岡に到着。
跨線橋からは、2種類の幅の違う線路が見えた。
広いのは、秋田新幹線となる田沢湖線だろう。線路の幅が、新幹線と同じで、在来線より広い。
ここで、東北本線が一端途切れてしまう。
ここからこのまま普通列車に乗るためには、第三セクターの、IGRいわて銀河鉄道線と青い森鉄道を利用することになるが、JRとは別会社のために、青春18きっぷは使用できないために、別途運賃が必要になる。
2,960円。
東北新幹線を利用すると、もちろんの運賃と特急券が必要になるが、座席に座れない特定特急料金を買えば、合計3,410円。
その差は、450円しかない。
東北新幹線の盛岡-八戸間は乗ったことがなかったし、、1時間以上早く八戸に着けるというのは魅力的…ということで、当初の予定になかった新幹線に乗車することにした。
乗車券と特定特急券を買って、新幹線ホームにやってきた。
発車時刻が過ぎたのに、いつまでも列車はやってこなかった。
これまでダイヤの乱れとはまったく無縁の旅だったが、ここへ来て、初めて遅延に巻き込まれてしまった。
【盛岡駅 16時52分発(定刻16時26分) 東北新幹線 はやて新青森 行き】
30分弱の遅れで、はやて29号がやってきた。先頭は、秋田新幹線のこまちだった。
ここで、秋田新幹線こまちと、東北新幹線はやてが分割。
それを見学しようと、数人が集まっていた。
車内は混雑していた。
全車指定席だが、 僕のように空席がないのを覚悟で乗ってくる人たちも多いようで、デッキにもたくさんの人が乗っていた。
わずか30分弱で、八戸へ。
【八戸駅 17時20分着(定刻16時54分)】
途中、新幹線というズル?をしたけど、11時間ちょっとで八戸までやってきた。