3566 2012夏列車の旅~3/6・八戸三社大祭を見に本八戸へ
ようやく着いた八戸。
八戸駅は、東北新幹線が八戸駅まで延長開業したときにリニューアルしたのか、とても綺麗。
しかし?、市の中心部から完全に外れているため、ここからは、JR八戸線で、本八戸駅まで行くか、バスかタクシーで、市内中心部に向かわなければならない。
そんななか、路線バスが10分おきという間隔で運転してるということで、待っていたが…
いつまで経っても来なかった。
その間に、気になるバスが何台も通り過ぎていった。
国際興業バスにそっくりカラーバスは、十和田観光電鉄バス。親会社が国際興業だということが分かれば、納得。
続いてやってきたバスは、前面に「すみません、回送中です」との表示が…以前、ニュースで見たことがあった。英語表記もちゃんとしてるところがなんだか笑える。
しかし、肝心のバスは来ない…。
おそらく、開催中の八戸三社大祭のせいなのだろうが、どういう状況なのかが、まったく分からないのは困る。
1時間に1~2本しかないJR八戸線の発車時刻が近かったので、予定を変更して八戸線で行くことにした。
【八戸駅 17時54分発 普通 鮫 行き】
今回の旅で、初めてのディーゼルカーだった。ディーゼルカーに乗ること自体、久しぶり。
お祭りで、市内の交通が規制され・・・・るくらいなのに、その影響を受けない列車
八戸駅から、8分で本八戸駅に到着。
1時間に日中1本しか走らない、非電化単線のローカル線だが、駅は高架になっている。
駅の雰囲気はお祭りというよりも、帰宅途中の会社員や学生が目立ち、ごくごく普通の夕方の駅といった感じ。
でも、駅を出ると、お祭りに向かう人や、かえって来た人たちの姿が見えた。
お祭りは八戸市役所付近でやってるらしい。本八戸駅から歩くこと数分。
巨大な山車が次々と現れた。
八戸三社大祭の山車は、これまで見たことのある山車とは、ちょっと違って、やたらと幅と奥行きがある。
見ようによっては、年末の紅白歌合戦の小林幸子の衣装みたい。
豪華で、賑やかで、見ているだけで高揚してくる感じ。
山車が、次々と集まってきた。
市街地を練り歩いてきたあと、市役所の前に終結することになっているようだ。
で、聞けば、お祭りは、これでおしまいで、夜に練り歩くということはないのだという。
山車は、しばらく、このまま留め置かれるみたいだが、夜店のほうは、まだまだしばらく賑わってそうだ。
で、ふと、見掛けたお店。
店名が「卵と粉」…まぁケーキ屋さんのようだ。どちらも、ケーキの大事な材料ではあるのだけど、なんとも不思議な感じの店名に、妙に印象に残った。
帰りの八戸線はお祭り帰りの客で大混雑だった。