3361 結局、東十条駅一周

街歩き

今日の、駅からハイキングは、すでに何度も行ったことのある東十条から王子に掛けて歩くコースだったので、これまで歩いたことのないわずかな道だけ歩くことにした。

東十条駅には、下十条運転区と呼ばれる京浜東北線の車庫があって、たくさんの車両を見ることができる。

道路が線路をまたぐように通っているので、奥までよく見渡せる。

駅を出るとすぐに、黒松本舗 草月(そうげつ)というお店がある。

黒砂糖と蜂蜜を使い仕上げたどら焼きが有名。

せっかくだから?と、買っていくことに。

あまり広くない店内は、買い求める客で行列ができていた。

ちょっと小さめだけど、105円は安いし、もちろん、味もいい。

お店の周囲は、甘い黒糖の香りがしていた。

今日最初の見どころポイントとして紹介されていたのは、とげぬき地蔵分尊。

あの巣鴨の高岩寺にあるとげぬき地蔵の分尊だそうだ。

巣鴨の“本店”と違って、幟がなければわからないくらいこぢんまりと鎮座し、コンビニと自販機に挟まれるように佇んでいた。

もともとのとげぬき地蔵も、有名になる前は、こんな感じで、ひっそりとしていたのかもしれない。

お地蔵さんに手を合わせるときには、

オンカカカ ビサンマエイ ソワカ

と唱えるようだが、意味は調べてみても分からなかった。

引き続き商店街を歩いていくと、次の見学ポイントの、見守地蔵尊にさしかかる。

こちらも、とげぬき地蔵分尊と同じように、幟がないとよく分からない。

太平洋戦争後の慰霊と平和祈願のために、上野寛永寺より譲り受けた地蔵尊が祀られているそうだ。

見上げると、綺麗な青空と、なぜか万国旗。

そして、大きな文字で、防犯カメラ作動中…。

別に、特別、変じゃないけど、なんか気になる光景だった。

進路を、東十条駅に取り、駅構内の自由通路を歩く。

そこから、先ほど見た、下十条運転区がよく見える。

富士神社にやってきた。

江戸時代、富士山を信仰する人たちが、富士山を模して山を作り、本物の富士山同様に、7月に山開きをしている。以前、この富士神社の山開き(お祭り)には行ったことがある

また、さっき出発した、東十条駅南口に戻ってきた。

今日回ってきたところのまとめ。。

東十条駅を出発して東に向かい、黒松本舗 草月(目印:緑色)に寄り、とげぬき地蔵分尊(目印:黄色)、見守地蔵(目印:紫色)、駅構内を横切り(青線)、富士神社(目印:水色)を経て、ふたたび、東十条駅へ。

結局、東十条駅を一周しただけで終わってしまった。

どら焼きは、美味しくいただきました。

Posted by ろん