4416 港区自転車シェアリング
最近はようやくいい天気が続いている。
そんな今日は、久しぶりに駅からハイキングに参加するため、田町駅へ向かった。
ふと、以前から行ってみたかった展覧会が、六本木でやってるのを思い出し、同時に、先日サービスの存在に気付いたばかりの、港区自転車シェアリングを利用して、六本木まで行ってみることにした。
田町駅から最寄りのサイクルポート(自転車の貸出と返却ができる場所)は、駅から歩いて数分ほどのところにあった。
人気があるのか、たまたまなのか…十数台止められそうな場所に、置かれていたのは4台だけだった。
実はいつでも行けるように…と、前日までに会員登録を済ませてあったから、貸出作業自体はそれほど難しくなかった。
交通系ICカード(Suicaやpasmo)を利用すれば、会員証として使えるが、自転車本体に取り付けられた読み取り機との間に、ちょっとでも隙間があると認識しないようで、たったiPhoneケースの幅があっても、読み取ってくれなかった。
実は、電動アシスト付き自転車に乗るのは、今日が初めて。
当然ではあるんだろうけど、加速の良さにちょっと感動。
走り始めてすぐ、加速減速を繰り返す、都内を走るには、もってこいだということが、よく分かる。
田町駅からちょっと行ったところに、「閉店」の文字が日焼けてしまっていたお店が…。
これほど露骨だと、もはや騙された感は皆無だ。
このあたりに来ると、すぐに目に入る、元麻布ヒルズフォレストタワー。
何度見ても気になってしまう形状だ。
鳥居坂という、急な坂に差し掛かった。東京都港区麻布六本木五丁目付近。
自転車だとかなりきつそうな坂だが、今日はまったく問題ない。スイスイ登ることができる。
また、細い路地も、自転車ならさっとすり抜けられる。自転車の威力を実感。
途中、多少道に迷ったものの、無事、予定していた駐輪場付近へ到着…
…のはずだった。返却場所が分からない…。
ちょうど100円のタイムリミットである30分が迫っていたから、ここでうまい具合に返したいところだ。
駐輪場のある幹線道路の右側にあることはわかっていたので、右側をの歩道を走っていたことが徒(アダ)となった。
探しているうちに、道路の向かい側にあることは分かったもの、交差点や横断歩道がなかった。
道なりで行くと離れていってしまうので、今向かってきた道路をいったん戻り、ビックリするくらいの大回りをして、ようやく到着。
残念ながら、30分は過ぎてしまった…。
展覧会を見学して、ふたたび挑戦してみる。
今度は、六本木ヒルズのすぐ脇にあるサイクルポートに行ってみた。
こちらは、かなりの台数があった。
今度は、比較的順調に異動することができた。
今回、初めて利用したが、都心を自転車で走る良い面と悪い面を思い知らされた感じだった。
サイクルポートの数はそれなりにあるものの、どこにでもある…という感じではないし、道路もまだまだ自転車には“冷たい”。
そういった意味で、現時点での利用は、あらかじめ、ある程度移動ルートや置き場(返却場所)を、しっかり把握しおくことも大切だとわかった。
使い方によっては有効な交通手段となり得そうで、今後に期待。