3342 見たいような、見たくないような

科学

カリフォルニア大学バークレー校で、脳で見ている映像を直接読み取って、再現させることに成功したというニュースを新聞で知った。

その映像は、YouTubeで公開されたので見てみた。

実際の映像と再現された映像を見比べてみると、そのまま再現されているのではなく、大筋は合ってるものの、微妙に変化していることがわかる。

そのために、きちんとニュースの記事を読まなかったこともあり、記憶した映像が、夢に出てきた結果が再現されてる…と誤解してしまった。

制服を着て勲章らしきものを首から提げている男性が、脳の再生映像では、なぜか半袖になって勲章も服の柄のようになっている。

これは技術的に未熟で完全に再生し切れていないからなのか、それとも実際に脳がこのように実際と違って認識しているのかは謎だ。

こんなことができるなんて!と、ビックリ。

病気で自分に意思を示すことが難しい人に応用できるかもしれない。

また、自分の見た夢を録画することができるかもしれないし、自分が意識していない記憶をビデオテープかDVDのように再生できるようになるかもしれない。

でも、実際、自分が、頭で想像してること…って、ろくなものでもないし…人に見られるのもイヤな感じもする。

自分の中にとどめておきたい記憶もある。

見たいような、見たくないような…

Posted by ろん