6786 宇宙開発で楽しみなことと気になったこと
こんな計画があったなんて知らなかった。
日本の宇宙ベンチャー企業が、早ければ今年の11月に月着陸船を打ち上げるそうだ。
月着陸船は東京・日本橋にある同社独自の管制室から遠隔で制御する。
宇宙船と通信できる場所はどこだっていいはずだけど、ずいぶん身近な場所だと、なんか不思議な感じがする。
これはこれで楽しみだけど、こんなニュースもあったので、別の気になることも出てきた。
こちらは、月ではなく、もっと離れた火星だ。
NASAの火星探査車「パーサビアランス」が、火星の赤い砂の上に「ひもの束」を発見したという。
とても自然にできたものとは思えず、いったい何なのか…と思ったら、どうやら、パーサビアランスが火星に着陸した際に外れたものらしい。
初めて訪れた場所にこれがあったのは、風に飛ばされてきた可能性が高いそうで、4日後に同じ場所を訪れたときにはなくなっていたそうだ。
今回“ひもの由来”がすぐにわかったからいいが、今後、どんどんとさまざまな国や企業から着陸船がやってくる時代になると、“落とし主不明”なことが起きないとも限らない。
「地球外で世紀の発見!」…だと思ったら、実は地球から持ち込んだ落とし物でした…なんてこともありそうだ。