3255 さよならネクタイ

日常生活

今日は夏至。

一年でもっとも日が長い一日。

久しぶりに今日は「いい天気!」と思える感じで、暑さもいよいよ夏らしく本格的だった。

新橋駅前のSL広場は、朝9時前だというのに、もう30度を超えていた。

毎朝、通勤時に1kmほど歩くのだが、すれ違う人の姿を見ても、最近では、ほとんどネクタイ姿は見かけなくなった。今朝、数えてみると、結局5~6人程度しかいなかった。おそらく数百人くらいはすれ違っているはずなのに。

節電対策と相まって、クールビズも、よりいっそう定着しつつあるのかもしれない。いつの間にか、そういう世の中になっていたのだ。

さて、自分のこと。

ネクタイをしていないと、仕事をしていない気になってしまうということが、ネクタイをし続ける最大の理由だった。

それに、たとえネクタイを着用して、多少僕自身が暑くたって、誰にも迷惑を掛けてないのだから、どんな格好でもよいのでは?と、思っていたが、そうではない気もしてきた。その理由は2つある。

まず、見た感じ暑苦しい印象を与えるという問題。

ひとりだけ暑苦しい格好というのも、いいことではない。むしろそういう印象を与えるということは、他の人に迷惑をかもしれない。

もうひとつは、洗濯物が増えるということだ。

ワイシャツの下にはどうしても下着(シャツ)を着ることになるため、そうしてもその分だけ厚着になる。

環境のことを考えても、ネクタイをしてはいけないのかもしれない。

これも時代だ。

ひらがな入力に別れを告げたのと同様、ネクタイにも別れのときが来たのかもしれない。

Posted by ろん