3186 中吊り広告(震災12日目)
首都圏のJR線の多くが平常運転するようになったこともあって、今日から僕も、先週までのスニーカーに私服という格好をやめて、背広で出社する。
朝から雨で、ちょっと気分は憂鬱だったものの、仕事を始めてしまえば、そんなことも言っていられず、どんどんと時間が過ぎていく。
帰りの電車の中。
先週からすでにそうだったが、車内の中吊り広告の少なさが目につく。
![]() |
![]() |
広告があまり好きではない僕にとっては、むしろ、すっきりしていいとすら思えてしまう。
でも、いまは非常事態だ。
広告を減らした分の費用が、被災地への義援金になる…というのであればいいけど、単に“自粛”ということだけになってしまうと、お金は企業に中に留保されるだけだし…。
自粛だけでは、経済的には何のプラスにもならない。
もちろん経済性だけで判断すべきではない部分もあるだろうけど、経済がそれなりに発展しなければ、日本全体の発展もなく、復興にも影響があることは間違いない。
広告のない車内を見ると、いろいろ気になってしまう。