3153 港区を歩く(新橋-愛宕)

街歩き

今日の、駅からハイキングは、新橋駅がスタート。

普段からよく来るところだから、特にこれといった感想や感慨もなく出発。

ニュー新橋ビルを横目に見ながら、進路を南の方に取る。例によって、指定コースとは違ったところを歩いていく。

しばらく行くと、大規模な道路工事の現場に出た。

汐留方面から虎ノ門方面にかけて建設中の、環状二号線の道路だ。かなり大規模な工事が続いている。

このあたりは、小さなビルがたくさん立ち並んでいるが、これといって、興味深いものはあまりないが、ふと店の前に、何に使っていいのかわからないものを発見。

電話機であることは間違いないが、公衆電話として使えそうではないし、インターホンにしては、ボタンが余計だ。

しばらく歩くと、愛宕隧道(トンネル)に出た。

この上に愛宕神社に行ってみる。このトンネルの脇にあるエレベータや緩やかな階段で登ることもできるが、本来の参道に行ってみた。

すると…

とんでもなく急な階段が、目の前に立ちはだかった。

古くから、出世の階段とも呼ばれている名所だ。、

階段を真正面に写真で撮ると、ほとんど壁みたいになってしまう。

何度くらいあるのか、左の写真からる類推してみる。4:3の画角の中央を柵が横切る感じだったから、それを元に計算すると、36.869897645844…となる。だいたい37度くらい。

数字よりも実際は、もっと急な感じがする。

ちなみに、札幌の大倉山ジャンプ競技場の斜度も、37度と書いてあった。ジャンプ台と同じ角度だと思えば、そのすごさがなんとなく分かってもらえるだろうか?

登ってみると、振り返るのが怖いくらいの角度だ。降りるのはもっと怖いかもしれない。

ようやく頂上に登りつめると、こぢんまりとした、愛宕神社の本殿がある。

東京23区で最も高いところにある三角点が、この愛宕神社にある。

愛宕山は、標高は25.69m。都内で最も高い山だそうだ。

ここは、西郷隆盛と勝海舟が、江戸城の無血開城をするための会談を行った場所だという。

出世の階段と呼ばれる由来となった、曲垣平九郎とともに、パネルに自分の顔を入れて記念写真が撮れるようになっていた。ちなみに、馬にも顔が入れられる。

愛宕トンネルの上にやってきた。ここからエレベータや緩い階段で降りることができる。

このトンネルは、23区内で唯一の山岳トンネルと言われている。港区に山岳トンネル…というのは、ちょっとした違和感があるが、そういうのも面白い。

先を急ごう。

巨大な纏(まとい)が目に入った。纏の後ろのビルを見たら、日鳶連会館とあった。なるほど。鳶か…


続いて、東京タワーへ

Posted by ろん