3079 2つの変な事件
一般的な常識が通用しない世界は、結構身近にあるということをニュースによって知ることができる。
「パンツ姿見られた」と現金要求=恐喝未遂容疑で男逮捕―警視庁
衣料品店で接客態度に因縁を付け、現金を要求したとして、警視庁千住署は14日までに、恐喝未遂容疑で(…中略…)逮捕した。(2010年10月14日 時事通信/キャッシュ)
因縁の付け方は、いろいろあるだろうが、こういう手法を取ろうと考えた理由はなんだろうか? 共犯?の女性のパンツを見られたというのであれば、そのことに対し連れの男性がクレームを入れるというのは、あり得そうな気もするが、なぜ自分のパンツなんだろう?
そして興味深いのは、警察の質問に対して「気が動転している」と答えている点だ。100万円よこせと脅すくせに、質問されるときが動転してしまうというところも注目すべき点だ。
もうひとつ気になった変な事件。
同署によると、同容疑者が事件を起こしたのは、別の女性に抱き付いたとして14日に逮捕され釈放された約1時間後。(…中略…)同署は15日午後3時半ごろに「逃走や証拠隠滅の恐れがない」として釈放していた。(2010年10月26日 時事通信/キャッシュ)
痴漢で捕まった男が釈放からわずか1時間後にふたたび逮捕されてしまったのだ。
逃走や証拠隠滅のおそれがないという理由で釈放するという判断は、正しかったが、まさか再犯で捕まるとは思っていなかったのだろう。
2つの変な事件。こういう人たちには、いったいどう対処したらいいのだろう? 現実的な解が思いつかない。