2881 twitterで見る人生の断片
先日埼京線が障害で止まったときは、twitterで、“埼京線”というキーワードで検索して、いま起きているリアルな情報を入手することができた。
そのときに設定した“埼京線”という検索条件は、次に事故があったときのために…と、そのままにしていたのだが、何気なく、その“埼京線”というキーワードでつぶやかれたツイート(記事)を眺めていた。
それが障害でトラブルにあったとき以上に、興味深い人々の姿を見ることができた。
・ 最高の仲間と素敵なメンバーで卒業祝いをした人
・ 待ち合わせに遅れそうで慌てている人
・ 一触即発のケンカ寸前の様子を冷静に見てる人
・ 同性に痴漢された男性
・ twtterで知り合った人に初めて会うため新宿に向かう人
・ 今日の夕食は何にしようか悩んでる人
ふだん電車に乗り合わせている人は、風景の一部にしか見えない。もちろん、人なんだけど、実際には人ではなく、風景としてみている。そんな風景が、実はたくさんの人で形作られていて、それぞれに、いろいろな人生がある。
当然のことではあるが、あらためて、こうしてひとつひとつ言葉として見てみると、そのことをあらためて思い知らされる。
埼京線利用者の人生の断片をtwitterで見ているようだ。ちょっと不思議な感じ。