2459 島耕作
「課長島耕作」で始まった連載漫画が、ついに「社長島耕作」になったと新聞各紙が取り上げたり、関連した広告なども登場している。確かに人気はあったのかもしれないが、どうもマスコミが先行して盛り上げている感がある。社長就任会見まで開かれたのだそうだ。
新聞等では「サラリーマン人生をリアルに描いた漫画として人気を集めた」と書かれていたが、漫画ならではの女性関係の激しさやストーリーの強引さなどは、“リアル”とはほど遠い気がするのは、僕だけだろうか。
ただ僕はこの漫画をほとんど読んだことがないので、感想を言える立場にはないが、この漫画で面白いと感じたのは、出世魚よろしく、主人公の出世によって、漫画のタイトルが変わっていくところだった。
これまでに実際に描かれたタイトルは、課長以前の時代を描いた「ヤング島耕作」を除けば、こんな感じ。
部長島耕作
取締役島耕作
常務島耕作
専務島耕作
社長島耕作
知らないうちに昇進し、気付いたときには社長になっていた。
そして気になるのは今後の行方。気になる人は多いようで、Googleで検索してみると、こんな結果が出てきた。
やはり?“会長”がダントツ |
順当にいけば、次は会長だろう。検索結果にも如実に表れている。相談役…っていうと、なんか、かなりのお年寄りというイメージがあるが、島耕作は現在60歳だそうだ。意外と多かったのは財界総理とも異名のある経団連会長。なんかイメージわかないなぁ。
もっとも、漫画そのものにはそんなに興味はないのだけど、どこまで出世するのかは、ちょっと気になる。ある巨大掲示板には、実は、島耕作は課長ままで、極限まで上り詰めて最後がなんと“夢オチ”だったなんていう笑えるネタも。
これだけ盛り上がれるんだから、やっぱり人気漫画なのだろう。