2169 黄金週間
いよいよゴールデンウイーク。日本語で書くと「黄金週間」。ゴールデンウイークという言葉自体が和製英語だから、どちらも日本語のようなものだけど、それにしても「黄金」っていうのも、この単語だけ取り出して考えると、大げさというか、お休みと黄金との関連がよくわからなくなる。黄金と言って思い出すのが…エバラ黄金のたれ…くらいだ。
話がずれた。
今年は、2005年に改定された祝日法に基づいて、初めて適用される祝日がある。もともと4月29日だった「みどりの日」が5月4日へ引っ越しして、4月29日の方は「昭和の日」となる。そして、さらに来年も、祝日法の改定によって初めて適用されるケースが起きるということを、みんな知っているだろうか?
祝日法第三条第二項
「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。
もともとは、「国民の祝日」が日曜日にあたるときは月曜日を休日とするという決まりになっていて、連休が重なるゴールデンウイークの場合、休みが減ってしまうことがあり得た。そこで、第三条第二項の改定により、憲法記念日やみどりの日が日曜日と重なった場合は、5月6日が振替休日扱いになるということになった。
ということで、来年のゴールデンウィークはこんな感じ。
5月3日(土曜日) 憲法記念日
5月4日(日曜日) みどりの日
5月5日(月曜日) こどもの日
5月6日(火曜日) 振り替え休日
この制度、なにかに似てるような気がして、考えてみた。ようやく思い出したのが、携帯電話料金でよくある「毎月の無料通話分の繰り越し」みたいだな…なんて。
ちょっと違うね。