2129 PASMOで気がかりなこと

鉄道

もうすぐ首都圏の鉄道、バス共通のICカード乗車券、PASMOが登場する。
先行して発行されているSuicaと共通に使用できることから、これ一枚あれば移動が飛躍的に楽になる。仕事で出歩く人はもちろん、運賃のことを考えずに出掛けることができるから、逆に滅多に出歩かないような人にも朗報だと思う。

サービス開始前からさまざまなキャンペーンが用意されていることからわかるように、できるだけ多くの利用してもらうことが重要だ。用途が広く、とても便利なカードだから、Suica同様、飛躍的に広まることだろう。ただ、ひとつだけどうしても気がかりなことがある。

このキャラクター、PASMOのロボットがかわいくないのだ。

これはカードを持とうとする人にとって、非常に大きな動機付けになる。
なんとなく本末転倒な気もするけれど、キャラクターがかわいいから、カードを持とうとする人は少なくないと思われる。実際Suicaでもそういう感じで、Suicaのキャラクターであるペンギンが欲しくて、カードを持った人は身近にもいたし、KIOSKでも、関連グッズが並んでいるところを見ると、根強い人気がありそうだ。

そもそも、こうしたキャラクターを設けているのは、このカード(システム)に親しみを持ってもらうためなわけで、動機付けになること自体、決して目的から外れているわけではない。

このロボットは…うーん、どうだうろう。

かわいさって、理屈ではなく、あくまで感覚的なものだから、いろいろな意見はあるともうけど…

このキャラクター誕生の経緯を見ると、それはそれで納得できるのだけれど、一方で、なんだか無理が出てるような感じもするし、やっぱり、どうしてもかわいさに欠ける気がしてならない。

まぁ、まだサービス開始前だし、今後どのような活躍をするか、もうちょっと見守ってみることにしよう。

Posted by ろん