1807 表参道ヒルズ

定点観察

初日だからこそ、行く意味がある…っていうこともないけど、つい来たくなってしまった。なんでもそうだけれど、初日って、なんだか“ミーハーの祭典”みたいな雰囲気がある。

六本木ヒルズ…じゃなくて、表参道ヒルズに行ってきた。

JRの最寄り駅になる原宿駅を出ると、やたらたくさんの人たちでごった返していた。原宿駅からはちょっと離れている上に、あまりの人の多さで、なかなか前に進めなかった。


20~30分待ち

ようやく表参道ヒルズに到着。建物の高さが抑えられているのは、かつての同潤会青山アパートをイメージしているのだろう。ただ外観からはここにあのアパートがあったなんて想像もできない。

建物は、西館、本館、同潤館の3つに分かれている。西館は表の通りから直接入れるが、本館と同潤館へは中央の正面エントランスからしか入れないようになっている。おそらく混雑のための措置だろう。

行く前から想像されたことだったが、本館と同潤館への入場は制限されていて20分~30分ほど行列に並ぶことになった。

ようやく入場。入ると「あれ?」と軽い戸惑いを覚えた。聞いていたような広々とした感じがしなかったからだ。人がかなり多かったということや、もともとそんなに広い場所でもないので、これで十分な広さなのしれないが、妙に期待してしまったギャップが、戸惑いの原因かもしれない。

地下3階から地上3階(住宅部分は別)まで吹き抜けになっていて、吹き抜けの下には大階段。吹き抜けと階段をを取り囲むように螺旋状の坂(=スロープ)になっている。このスロープをたどって歩けば、本館のほとんどの店を回れるようになっている。ちなみにこのスロープ表参道の坂と同じ角度になっているとのこと。今度行ったときに連れて行った人に知ったかぶりしてみよう。

“6階分”あるお店を歩くわりには、エレベータやエスカレータを使わないので、ちょっと変な感じ。坂だし、もし来られるときには歩きやすい靴の方がいいかも。


お店の売っている商品価値が、ほとんどよくわからない僕は、隣の同潤館に行ってみる。かつての同潤会青山アパートを再建した建物だが、当時の生活をしのぶような仕掛けがあるわけではなく、表参道ヒルズができるまでの経過をたどるイベント以外は、普通のお店が入るだけだった。せっかくの建物を生かし切れてないような気がして残念。今後に期待。

2006年2月11日
2006年2月11日
2002年10月19日
2002年10月19日

なにはともあれ、表参道ヒルズの誕生初日。今日から歴史を重ねていくことになる。かつての同潤会青山アパートのようにたくさんの人たちに親しまれるような建物になって欲しい。


おまけ

同潤会青山アパートとダミー

旧同潤会青山アパートとダミー
(2002年10月19日)

一応写ってるのですが…

Posted by ろん