1656 持ち株会社なのに…
以前の二番搾りで、イトーヨーカドー(セブンイレブン)グループのネーミングセンスのなさを憂いた。が、その後、関連してちょっと動きがあったので、久しぶりに取り上げたい。
今年6月に、アイワイバンク銀行が、ついにその発音しにくい行名に別れを告げ10月11日に「セブン銀行」になることを発表した。まぁこの変更は以前から主張してきたことなので、歓迎すべき話だ。
そして先日、イトーヨーカドーグループが持ち株会社を作って各社がその傘下に入ったが、その名前は「セブンアンドアイ」だった。相変わらずのダサさだ。まぁ持ち株会社だから、特に消費者がそれを意識することはないだろうなと思っていたら…TBSラジオの時報CMでは、毎時毎時宣伝してるし、デニーズでは特別メニューを用意しているようだし、グループ各社でさまざまな企画を出し合って、自分たちの持ち株会社誕生を祝っているという不思議な事態になってしまった。
そしてさらに、傘下のひとつ「ヨークマート」の看板を見て驚いた。自社のロゴマークを取り外し、持ち株会社のロゴマークを全面に掲げてしまったのだ。あくまでも持ち株会社なのに…
別に僕の人生にとってはどうでもいいことなのだけど、なぜかこのネーミングセンスには、ひとこと注文を入れたくなるのは、なぜだろう?…って、二番搾りを見ている方に問うても仕方がないか。