1604 昨日の地震で感じたこと

定点観察

 昨日の地震のときには、僕とおじゃこは、カフェベローチェで、プリモオーレを飲んでいた(ソフトクリーム入りで、260円とはなんて安いんだろう…)。
 そのときの周囲の地震に対する驚きは結構なモノで、店内はかなりざわついた。隣に座っていたおねえさんは、窓際から店内寄りに座る位置を変えていた。余震で窓ガラスが割れるなどの被害を気にしていたのだろうか? ただざわついただけのことで、それ以上の影響はなく、しばらくしたら地震のことなんてすっかり忘れていた。その夜、ニュースのサイトなどを覗いてみたら、まだJR線が止っているとか遅れが生じているなどが伝えられていた。


今日は雨に濡れた…
本文とは関係ありません

 確かに震度5弱は、比較的大きな地震だし、鉄道をはじめとする交通網に影響が出てしまうのは致し方ない。安全点検のために運転を見合わせることもあるだろう。
 今回の地震で浮き彫りにしたことは復旧に時間が掛かりすぎるということもあるが、特に気になったのは、東京ディズニーリゾートの対応だ。
(ニュース等で知る限りの情報なので、事実と異なるような場合はご容赦ください)

 東京ディズニーリゾート(TDR)への客で、結局帰ることができず駅で夜を明かしてしまったというニュースを見た。
 最寄りの京葉線の復旧に時間が掛かったためだが、鉄橋や高架橋の多い京葉線は、地震後の点検項目が他路線より多いことから、もともと復旧に時間が掛かるのは素人の目から見ても明らかだ。
 地震発生は16時35分。その直後に震度と京葉線が運転を見合わせたことは、TDR側でもわかっていたはず。であるならば、なぜもっと園内の客にそれらを伝えることを積極的にしなかったのだろうか?
 もしその時点で復旧に時間が掛かることを合わせて客に伝えることで、早めに帰宅を促すことをしていれば、ここまで混乱することもなかったのではないだろうか? もちろん一気に駅に客を帰すのではなく、TDRのアトラクション等はあえて稼働させ、少しずつ、分散させるようにするべきだったのだ。;このニュースによれば、帰宅客が運転を見合わせている京葉線の代わりに乗る路線バスに長い行列を作り始めたのは、午後8時ごろからだったというから、なんてことはない、客は京葉線が止っていることなど知らずに、ただ単純に運転を再開したアトラクションで夢のひとときを過ごしたのち、現実を知ることになっただけのことなのだ。TDRは帰れなくなった客のためにレストランの終了時間を延長しただけに過ぎない。
 TDRは、園内のことだけでなく、客が帰宅するまでのことも、意識するべきなのではないだろうか?おそらく昨日の大混雑に巻き込まれた客の多くは、イヤな思い出ばかりが残っていることだろう。

Posted by ろん