1601 東京03…

定点観察

 昨日は体調を崩して、早く帰って寝たと書いたが、実際は早く横にはなったものの、なぜか寝付けなかった。そこで、しばらくの間ラジオを付けていた。すると、ラジオショッピングか何かで、電話番号を告げていたのだが、そこで以前から気になっていた疑問を久しぶりに思い出した。

「電話番号は、東京03-XXXX-XXXX …です。」

 ラジオやテレビで市外局番を言うとき、なぜ、わざわざ頭に「東京」と地名を付けるのだろうか?いつも何気なく、当たり前のように聞いている言い回し方だけど、考えてみると不思議。東京以外の地域でも、例えば札幌011…、仙台022…、大阪06…、広島082…みたいな感じで、地名を頭に付けるものなのだろうか?

 理由は2つくらいしか考えられない。

1 電話料金の目安を知らせるため?
 電話のある地域を明示することで「そこまで電話をかけるのですよ」ということを知らせたいから?というのが一番考えられる理由。なんとなく可能性としては一番高い気がするけど、果たしてどれほどの意味があるのか、いまいち腑に落ちない。

2 単に慣習に過ぎず、実はあまり意味がない
 実は電話がわが国に登場してからの単なる慣習で、まだ自動交換機が登場する前、交換手を介して電話をかけていた時代の名残ではないか?と仮説を立ててみた。自動交換機がなければ、おそらくオペレータに「大阪のXXXX番にお願いします」と言っていたのではないか?それが時代が流れて、今に至るまで、番号の前に地名をつけるきっかけとなったのではないか…

 後者の仮説は、自分として気に入っているのだけれど、ご意見や何か手がかりなどご存じでしたら、ぜひお寄せください。

Posted by ろん