1587 便乗

定点観察

同課のパンダさんが作った折り鶴
同課のパンダさんが作った折り鶴。

 今日は七夕。でも今晩の東京の天気は曇り。星空なんて見えない。
 七夕といえば、小学生のころ、全校七夕集会なるイベントがあって、そこで織姫と彦星の間に立つ「おじいさん」の役をやったことを思い出す。今では考えられない行動力だ。

 七夕の季節になるといつも思うことがある。この七夕の行事ほど、事前の準備に比べて当日の盛り上がりに欠けるイベントはないように思える。笹に願い事を書いた短冊を飾って7月7日を待つが、いざ7月7日を迎えても、その笹飾りをどうするでもないし、星空すら見えない今日なんかは、どのように過ごしたらいいものだろうか?正しい過ごし方なんてあるのかな?
 そもそも、織姫と彦星が出会うという一年に一度のイベントに合わせて、なぜ願い事を飾るということになってしまったのだろう。祝い事に便乗して自分たちの願いも聞き入れてもらえないだろうか?という淡い期待によるものなのだろうか? そして、この願い事は誰が実現してくれるというのだろうか?
 同僚や知人によれば「折り紙業界」とか「笹業界?」「短冊業界?」の戦略ではないかという意見もあるが、そもそもそんな業界があるかどうかもわからず、実際は闇の中だ。

 風邪は小康状態。腹痛は治まったものの、喉の痛みは相変わらずで、ご心配お掛けして申し訳ありません。
 ロンドンの同時多発テロも気になりながらも、今日は早く寝させていただきます。おやすみなさい。

Posted by ろん