1162 かっこよさ

定点観察

いかりや長介が亡くなって、たくさんの別れの挨拶を聞いたが、多くの人の口から「とてもかっこよかった」という言葉を聞いた。この評価に異論を唱える者はいないだろう。「かっこよさ」ってなんだろう。いかりや長介は、とても仕事に厳しかったが、一方で多くの人に慕われ、生き方に一本筋の通ったような人だったようだ。たぶん、かっこよさってここなんだと思う。一生懸命取り組む何かに明確なこだわりを持っている人…かっこいいね。こんな人。今日は、出張中に録画した「白い巨塔」の最終回を見た。ドラマの中で亡くなった財前教授は”悪役”ではあったけれど、あれはあれでどこかかっこよかったように思う。自分の信念を貫き、明確なこだわりを持つということは、そう簡単なことじゃない。(2004.3.24)

Posted by ろん