1136 即日控訴
松本智津夫被告に死刑の判決が下されたとのこと。
そしてこの判決を不服として即日控訴したとのこと。
で、ちょっと不思議に思ったのが、松本智津夫被告自身と弁護団との間でほとんど意思の疎通らしいことが全くできていない状況なのに、どうしてこの判決が不服かどうかがわかるのだろう。
しかも、弁護団は控訴した直後に全員辞職してしまったという。ちょっと待ってくれと言いたい。
判決まで十数年はかかるとも言われた裁判をここまで早く終わらせようとしたのはなぜか?
この事件に巻き込まれた方々に、できるだけ早く一定の結果を出してあげたかったからではないのか?
このままではいつまでも事件は終わらない。
もちろん仮に死刑が執行されたら終わりということでは当然ないけれど。
おそらく数年後に同じような判決が出て上告し、最終的には最高裁までいくことになるのだろう。
で、ほぼ間違いなくこれ以上新しい事実も、この事件から得られる教訓も何もないだろう。
こんなむなしいことはない。