42 プリクラの殿堂～その２（プリクラに関する一考察）
 一瞬怪しい雰囲気
|
最近このような場所に遭遇することが多いな。今度は渋谷。
下の写真は、壁にはられた、プリクラで撮られた無数のシール。当たり前だけど、たいてい複数以上で写っているが、このシールの一枚一枚に、それぞれ出会いがあって、それぞれにそれぞれのドラマがあるのだ。そのドラマの瞬間を写し出しているのが、このシールの一枚一枚だ。お互いの関係を画像として確認し、保存しているのだ。その確認というのは、自分たちのアイデンティティ（自分が何に所属、帰依しているのという意識）の確認に他ならない。
ぼくには、皆が自分たちのアイデンティティの確認するための手段として、このプリント倶楽部を利用しているように思える。まさにこの機械は”アイデンティティ確認装置”なのかも知れない。