1511 もったいないおばけ
■ [雑文] 851 もったいないおばけ
「もったいなぁ?い、もったいなぁ?い」
もったいないという言葉を聞くたびに、思い出すのが「もったいないおばけ」。先日会社で話題になった。最近そんな話ばかりしているような気もするけど…
若い人にはもう通じないのかもしれないけれど、強烈なインパクトがあったこのCMは、公共広告機構(AC)のもので、当時見た人は、多かれ少なかれ記憶の中にあるはず。CMの内容は全体が「まんが日本むかし話」のイメージで作られていて、子供たち(常田富士男と市原悦子)が「にんじん嫌いじゃ」「だいこん嫌いじゃ」となーんて言っている。すると、夜になって、もったいないお化けが登場…というもの。
同様の日本むかし話風のCMは、ほかにもいくつか種類があって、いずれもよく覚えている。ただ、もったいないおばけについての情報は、インターネットで探したものの、ほとんど見つからなかった。僕と同じように調査している人はかなりいたのだけれど、結局細かい情報が集まらなかった。
似たようなインパクトのあるCMに、JAROがある。このCMもやけによく覚えている。(→こちらの続きは、定点観察へ)
それにしても、もう20年も前のCMなのに、大勢の人が鮮明に覚えていて、それを調べようとしているという事実は、いかにこれらCMのインパクトが大きかったかを物語っている。インパクトをもたらすには、その時代に合った内容でなければならないはずで、仮に今これらのCMを流したとしても、十数年後、人々の記憶の中にあるかどうかはちょっと疑わしい。いまのCMのうち、思い出せるような作品はどれだけあるだろう…?
■4/15 7040歩 / エレベータのポールポジションが取れませんでした…