4019 いつもと違う列車で川越へ
所用があって、実家のある川越に行くことになった。
せっかく電車に乗るなら、あまり乗る機会のないルートで…と思うのは毎度のことで、今回は、JR武蔵野線北朝霞駅にやってきた。
むさしの号は中央線や武蔵野線沿線から、大宮に向かう人に便宜を図るために、1日数本走っている列車だ。

たった数本しかない列車に乗る人ってどれくらいいるんだろう?と思ったら、北朝霞駅のホームには、むさしの号を待つ客の姿が、けっこうあった。
通常、貨物列車しか使用しない線路を通ることもあって、やはりマニアの人たちの姿が多い。
当然?先頭車両で前方から風景を見たいと集まってくる人は多く、僕が乗った時も先客がいた。
仕方ないので隙間から覗く。北朝霞を8時50分に発車。

武蔵野線内各駅に止まってきたむさしの号は、北朝霞を出ると、次の停車駅は大宮だ。
列車は、線路の配置の都合上、西浦和を通過し、武蔵野線と分かれる。

西船橋、新松戸、新越谷方面からやって来た線路と合流し、トンネルへ入る。

しばらくしてトンネルを出ると、湘南新宿ラインの走る線路の脇に出て合流し、9時4分、定刻通り大宮に到着した。

大宮から川越線に乗り換えようと思ったら、「おさんぽ川越号」という臨時快速がやってくるというアナウンスがあり、急遽、この列車を待つことにする。
ふだんのダイヤでは走ることのない車両が川越線に乗り入れるので、これまたマニアの皆さんが大挙して押し寄せる。
結局、僕もそのひとりに加わることになった。
どんな車両が来るのか知らなかったので、ちょっと期待…。

宇都宮線や高崎線で走っているのと同じかなり見慣れた車両だったので、あんまり面白みはないなぁ…と思いつつ乗車。
先頭車両は、むさしの号以上にマニアでいっぱいだった。
ただ、乗務員室(運転室)にも、かなりの人数の乗務員が移動のため乗り込んだため、前方眺望はほとんど期待できない状態に。



定刻より2分ほど遅れて川越に到着。
駅員さんたちが出迎えてくれた。川越で、こんなに出迎えを受けるなんて、もちろん初めてだから、ちょっと不思議な感じだった。
