7677 26年前の今日

先日、こんな紙が出てきた。
映画「トゥルーマン・ショー」を観たときの半券だ。
日付は1998年12月19日とある。
「トゥルーマン・ショー」は、1988年アメリカで公開された映画だ。
小さな街で暮らす男の生活は、24時間放送の「トゥルーマン・ショー」というテレビ番組放送されていた。
だから、彼の見るものすべては巨大なスタジオであり、見る人すべては俳優だ。
徐々に自分が生きる世界に違和感を抱き始めた男は、真実を突き止めようと奔走する…という話。
最初に、この映画の予告を見たとき、なぜだか衝撃を受けた。
ふだん滅多に見ない映画をわざわざ見に行ったくらいだから、自分にとって、いかにこの映画が気になったかがわかる。
1度見ただけなのに、何となくではあるが内容を覚えている。
そのせいか、いまでも、ふと、「実は自分の周りはすべてセットで、すれ違う人たちは俳優なんじゃないか」と、いまの自分がトゥルーマン・ショーの主人公と重ねてしまうことがあるくらいだ。
テレビ番組を通じて人間の生き様を追っていく“リアリティーショー”のというフォーマットや、番組にはCMは入らない代わりに、カメラに映る商品などが広告となっているなど、現在にも通じる要素が盛り込まれている。
1998年当時のインターネット普及率は、ようやく10%を超えた時代だから、現在とはまったく世界は違っていると言っても過言ではない。
あの半券を手にした26年前のあの日の自分に、いまの世界を見せたら、どう思うだろう?