7509 「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」展

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天王洲のTERRADA ART COMPLEX Ⅱ BONDED GALLERYで開催中の「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」展へ。

以前も来たことがあるが、展示スペースは非常にコンパクトながら、”超絶技巧”な作品を直接間近に見られるのが嬉しい。

しかも写真撮影も自由だ。

「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」展
「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」展
左手前の作品を撮りそびれた…
左手前の作品を撮りそびれた…

「うつわ」形という工芸的な美しさをテーマにしているということだったが、展示されている作品を見ると、器という概念を忘れてしまいそうなくらい、いい意味で”自由”だった。

写真撮影は自由だったのに、一番手前にあった作品を撮りそびれたのは残念。

これがもっとも”うつわ”とかけ離れていたので気になっていたのに…。

やまわきてるり《いん と やん》《先導》《けしん》
やまわきてるり《いん と やん》など

こちらも、もう器ではないけど、独特の感性がクセになりそうな感じがする。

陶器や磁器と同じ素材で作られているようだから、そういう意味では、器の延長線上にあるのかな?

こちらは、まさに”器”だ。

その器が箱の中に乱雑に詰め込まれている。

近藤高弘 《MONO-BLUE》
近藤高弘 《MONO-BLUE》
たしかに”器”だ
たしかに”器”だ
四代田辺竹雲斎《五大虚空》など
四代田辺竹雲斎《五大虚空》など

ときどき作家の名前を拝見する。

個展も観に行ったことがあった

竹だけでここまで繊細に作ることができるのはすごい。

こちらは、もはや器とはいったい何だろう…と思ってしまったが、それ以上に、これってどういうふうに作ったのだろう?と気になった。

どうやらガラスを重ねて作っているようではあるけれど…。

佐々木類《植物の記憶 / 忘れじの庭》
佐々木類《植物の記憶 / 忘れじの庭》
どうやって作ってるのだろう…
どうやって作ってるのだろう…
中村卓夫《箱をやめたハコ》など
中村卓夫《箱をやめたハコ》など

この企画展では、展示されている作品にタイトルがついておらず、渡された作品リストに記載がある。

最初、作品リストを見ないで鑑賞していたので、これもいったいどこが”器”なんだろう?と思っていたら、タイトルが《箱をやめたハコ》や《器になるコトをやめたうつわ》とあった。

まさにこのテーマにピッタリの作品だということが分かった。

Posted by ろん