3901 渋谷ダンジョンを俯瞰する
所用で出掛けたついでに、寄り道してみることにした。
向かった先は、渋谷マークシティ。

ニュースで紹介されていた、渋谷駅の100分の1の木造模型を見に来たのだ。
これを作ったのは大学の准教授をされている方で、以前読んだ本の著者。
そのニュースによれば、以前500分の1の模型を作ったことがあったが、縮尺が小さくアリのような構造がわかりにくかったので、今回は大きなスケールにした…という。
以前読んだ本にも、模型の話が出ていたので、いつかチャンスがあれば是非見たいと思っていたから、これはチャンス…ということで、やってきたのだ。
渋谷マークシティの奥まったところにある、クリエーションスクエアしぶやが会場。
僕のように最初から、この展示目当てにやって来た人も多いが、ふらっと入ってくる人も多く、注目の高さをうかがわせる。
100分の1ともなれば、けっこうな大きさだ。
複雑な渋谷駅の状況が手に取るようにわかる。
ただ当然ながら、そもそもこういったアングルで見るのは初めてなので、模型と、模型の位置に立った自分の知ってる風景を何度も重ね合わせる作業をしないと、だんだん混乱してくる。


東横線・副都心線渋谷駅のホームや、山手線のホームなど、自分がよく知ってる場所に目線を近づけてみると、模型がよりリアルに見えてくる。

会場にいたスタッフのお姉さんに聞けば、この模型の制作はわずかに1週間程度だったという。
でも、大変なのは、設計するところだったらしく、着手したのは4月だったそうで、やはり大変なようだ。

こうした模型になることで、東横線渋谷駅が地下化して乗り換えが混雑するポイントだとか、乗換の最短ルートなどがよくわかる。
それにしても、こういうのを見ていると、なぜワクワクしてくるんだろう? 不思議…。
公開は明後日25日(日)まで。
