6964 いまだに…
新型コロナウイルスの新規感染者がようやく減少に転じているようだ。
これを伝えるニュースを見ると、新型コロナウイルス感染症が広まって3年も経つのに、わかってないことが多いなと思ってしまう。
以前から、感染者数が大きく増減する理由について明確な理由を聞いたことがない。
今回だって、この数週間で極端な変化なんてないにもかかわらず、感染やワクチンを接種による免疫を持つ人が増えたから…なんて、まことしやかに言われてもなぁ…と思う。
実際、こういう記事もあるのだ。
当初言われていた“人流”だって、“季節”による変動、そして“ワクチン接種”も、結局、感染者数の増減にはほとんど関係がないことがわかりつつあるはずなのに、ニュースによって伝えられることがバラバラなのだ。
3年経っても、いまだに新規感染者数の増減の理由がさっぱりわかってないということと、逆に、ちゃんとわかってきたことが周知されていないことの問題を実感する。
2類を5類に変更すること以上に、たとえば、接触感染の可能性は1万分の1未満しかないという事実をもっと知ってもらうべきだろう。
消毒に手間と時間を掛ける必要がないこと、アクリルパネルの仕切りはかえって感染を助長するおそれがあることなど、無駄な対策を少しでも減らして、負荷を下げるべきだろう。
やらないよりマシという時代は終えるべきだと思う。