6615 箱根駅伝を見て…
毎年1月2日と3日は、ずっと見てるわけではないけど箱根駅伝の様子はチェックしている。
東洋大学は、一時順位を落としたが、なんとか上位に食い込むことができてホッとした。
もっとも個人的に気になるのは、試合以外のことだ。
箱根駅伝といえば、サッポロビールのCM「大人エレベーター」シリーズだ。
毎年、いろいろと考えさせられる話が聞けるから楽しみなのだけど、今年は、正直誰だかわからなかった。
エレファントカシマシの宮本浩次だったが、みんなすぐにわかるものなんだろうか?
CMといえば、会社の枠を超えて、さまざまなメーカーの車やバイクが登場する、日本自動車工業会のCMは、なかなか良かった。
ふと、箱根駅伝は、あくまで関東近郊の大学しか出場できない、“関東ローカル”のイベントであるにもかかわらず、全国ネットで放送されているのは、考えてみれば、ちょっと不思議だなぁ…なんて思った。
”関東”学生陸上競技連盟主催が主催の競技会なのだから当然だが、これだけ注目されているにもかかわらず、他の地域は参加できない。
”関西”学生陸上競技連盟主催の同じような”箱根駅伝”ってあるのだろうか…と思って、思って調べてみたら「丹後大学駅伝」というものがあるようだ。
この駅伝もかなり伝統があるようで…
関西学生対校駅伝競走大会は、「箱根駅伝」がスタートした1920年(大正9年)から16年後の1936年(昭和11年)に「第1回3支部対校駅伝競走」の名称でスタートし、翌1937年(昭和12年)に「第1回関西学生対校駅伝競走大会」が開催されました。
しかし、これまでテレビ放送されておらず、インターネットライブ中継のみで、箱根駅伝のような知名度がないことが課題との認識もあるようだ。
そこでなんとか大会の模様を地上波でテレビ放映することを目指して、ふるさと納税やクラウドファンディングなどが行われていた。
ただその結果は厳しく、目標金額にははるかに及ばないものだった。
どういう事情があったのかわからないが、何とか地上波テレビでの放送が決定したと公式サイトに載っていたが、放送日は、開催された1か月以上後で、放送時間帯はなんと深夜2時という状況となっている。
前途は多難だが、今回存在を知ったからには、今後の丹後大学駅伝に注目していきたい。