[社会の窓]旅を振り返って
コロナ禍で、この1、2年は旅行といえるような旅行はできなかったが、昨日まではかなり久しぶりの“旅行”に行ってきた感じがする。
これまでなかなかできなかったことの反動か、だいぶ盛り込みすぎてしまった。
![結局、走った…](https://i0.wp.com/www.ronworld.net/blog/archives/img/2021/11/1115-10.jpg?resize=240%2C180&ssl=1)
昨日、グランドスタッフに導かれるように福岡空港を走るハメになったのも、盛り込みすぎてしまった原因の一部…かもしれない。
もちろん旅そのものは楽しいのだけど、つい盛り込み過ぎてしまうことで、どうしても疲れてしまう。
実は、こうした発想は、これは旅を計画するときから始まっている。
せっかく行くんだから…と、行程を盛り込んでしまうし、旅行が始まったら始まったで、さらに何かできることはないか?…とつい探してしまう。
だから、一度旅行に出てしまうと「落ち着いてゆっくりする」ということの優先順位が限りなく低くなってしまって、つねに慌ただしく動き回るのだ。
実際、島原で見たような“奇跡”を体感すると、つい欲が出てしまう。
![これは奇跡的…](https://i0.wp.com/www.ronworld.net/blog/archives/img/2021/11/header202111091448.jpg?resize=480%2C177&ssl=1)
行動したからこそ、奇跡に出会ったと思えるからだ。
そういった意味だと、予定を変えずに乗った「あそぼーい!」や、旅行最終日まで粘りに粘った軍艦島なども同じで、多少強引に決めた行動が期待通りの結果をもたらしてくれた気がする。
でも…家に帰って落ち着くのは、そうした期待や焦りから解放されるからかもしれない。